ボルネオ島に広く分布するクリプトコリネで、特にサラワク州での採集記録が知られる。葉には虎斑と呼ばれる縞模様と凹凸が入り、黒く泡立った質感の葉から滑らかな緑葉まで、採集地でも栽培下でも個体差がきわめて大きい。クリプトコリネ属の多くと異なりランナーによる株分けはほとんど行わず、自生地では開花率が高く種子で殖えるとされる点も本種の特徴である。水中を好んで生育する一方、水槽内での沈水栽培は難しく、湿生栽培でも長期維持は容易でないと伝わるため、栽培は経験者向けの種といえる。
ボルネオ島の渓流沿いに自生します。岩や倒木にへばりつくように育ち、葉の模様の変異がとりわけ大きい種です。産地ごとに葉の形・色・模様が大きく変わり、同じ種でも流域が違えば別の顔を見せます。当店では現地調査で確認した株を、採集地の記録とともにご紹介しています。
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