RVA レヨンベールアクア水草図鑑

クリプトコリネ sp3a sasaki no3a
センパガ パリッド産

Cryptocoryne sp3a sasaki no3a from Cempaga Parit
綺麗なお花・・・・

さて、仏炎苞を切開して花の内部を覗いて見よう!
たいていは3日が勝負である!3日以上経過すると花が枯れていく・・・・
このふくらみ(ケトル)の中に花があるのだ!
上 仏炎苞右側部 右側部のふくらみがあるところが弁(バルブ)である。切開する時はケトル内部のパーツをカットしないように気をつけよう!
下 仏炎苞左側部 上のふくらみがあるところがバルブである。こちらから切開すると、バルブが後ろでおしべが前に出てくる。基本的な絵はこちらを切開すると良い。
バルブの絵が欲しいので、今回は右側部を切開してみた。
ケトル内部の壁の色や模様は種の同定に関係があるので、必ず記録に残しておきたい。
今はバルブが開いている状態だ!
このバルブは現地ではスコールなどで水位が下がって沈水しかけている時は、閉じていた。非常に神秘的だ!
又、虫がたくさん入っている時もバルブが閉じてることが多かった。
小型の昆虫などが水槽内に発生していれば、受粉しているだろう。
今回は実のらせるより、あとで花をエタノール漬けにするので、綺麗に残すことにした。
おしべ(雄ずい)部 黄色いだるまみたいなものがおしべである。 おしべの数を数えるのは目まいがする作業である! 種の同定の決定的材料にはならないが、相当の暇があれば、出来る限り今後の研究の為数えておこう 今回は数える暇がなかった! めしべからおしべに向かい柄がある
色は赤であった! 上にある帽子(付属体)の色や形状も種の同定に関係があるので必ずチェックしておこう!
雌しべ(雌ずい)部
白い部位が柱頭である。6個ある。
黄色い部位が嗅覚体である。ここで虫媒に必要な臭いを発するのだろう!
ここにもおしべが落ちていくようである。
下の部位が子房である
sp3Aちゃんはグラマーでとても綺麗な女性でした!・・・

クリプトコリネの種類