RVA レヨンベールアクア水草図鑑

クリプトコリネ栽培について基本編
クリプトコリネの育成栽培方法はさまざまなやり方があり、どの方法がベストか?という論理はない。
種類により育成栽培環境は厳密に言うとかなり異なってくるものである。
しかし始めから難しく考え過ぎてしまい、始めの一歩を踏み出さない事が非常に残念なことである。
まず簡単な育成方法を述べることにする。
1.基本編の準備するもの
●容器
ガラス・アクリル水槽・発泡スチロール・衣装ケースなど何でも良い。あまっている60水槽程度のものがよい。
クリプトコリネの価値観をアップさせたい場合はウィルドグラスなどの綺麗な水槽が理想的である。
知り合いにガラスのカットを頼める方がいたら水槽上面の外枠の大きさにカットしてもらうと都合がよい。
(メンテ時に中に落としてしまわないように・・・)
●照明器具
60cm水槽で20w型蛍光燈2灯。 蛍光管は使い古しのものでよい。
●温度・湿度計
温度は15℃~38℃くらいが適応範囲である。湿度は70%~90%程度
予算があれば良い温度計と湿度計を装備しましょう。
水槽内底砂
ソイル系やマスターサンドなどの富士砂系やピートなどの腐葉土系どれでも良い。
底砂を敷かないやり方もあるが、敷いたほうが育成しやすい。
●鉢
素焼きの2号または2.5号鉢が一番使いやすい。素焼きは水の浸透がよく保湿性に優れている。
●鉢底ネット
鉢の穴から用土がこぼれないようにするもの。あまり目が細かくなくて良い。
●用土
赤玉土、使い古しのアクアソイルなど、ピートモス(酸度未調整のもの)、
腐葉土、鹿沼土、マスターサンド(富士砂)バーミュキュライトなどの園芸用土。
ここは栽培者によりさまざまであり種類により変化する。
●肥料
顆粒状の園芸用肥料やテトラクリプトなどの水槽用底面肥料 など何でも良い。
栽培者によりコダワリが出てくる・・
●水
できれば状態の良い水草水槽の水。どちらかといえば低めのPHの水が使いやすい。
●保温器具
冬場で室温が非常に寒いところではヒーターで保温してやるほうが成長が早い。
低温でも枯れてしまうことは少ないが、成長がすこぶる遅い。ヒーターは水槽内の低砂に埋めてしまいます。
●その他
スプレー・水差し・ ラベルなどあると便利
2.基本的なセッティング の仕方
水槽を設置 水槽内に底砂を3cm程度敷く。
肥料をあらかじめ入れておいても良い 水槽内に状態の良い低めのPHの水を注水(底砂より1cm~2cm程度)
水槽に蓋をして水槽前面5mm~1cm程度は開けておく。
このとき水槽前面に露が付かない程度が一番一般的な湿度である。
クリプトを入れる前に練習しておく。
水中栽培していたクリプトを入れる時は始めは湿度は高めが良い。
高湿度→低湿度に徐々に慣らしていく。
基本用土は赤玉土:鹿沼土:ピート:腐葉土を4:3:2:1程度だいたい適当でよい。
始めからごみ袋などにすべての土を入れ袋の中でかき混ぜる。
始めに肥料を規定量の一番少なめで入れておく入れすぎは禁物!
その袋の中に少し水を入れ天日に干しておく。
ミミズなど入れておくとなお良い(だんだんマニアックになってきた・・・)
リラックス~リラックス~♪
3. さ!クリプトコリネを入手しましょう。(上記は入手前に済ませておく)。

4. 入手後のクリプトコリネのケア
別紙を参照
5. クリプトコリネの植え込み
素焼鉢のに底にネットを敷く。
クリプトコリネを左手で持って鉢のまん中で抑えておく。
そのまま配合用土を右手でかけながら入れていく。
鉢に満タン配合用土を入れる。
クリプトコリネが埋まりすぎたらやさしく持ち上げて、新芽の部分が顔を出すように微調整する。
水差しで軽く用土に水をまいて鉢内の土をしっくりさせる。
決して葉をベチャベチャにしないようにする。
逆に乾き過ぎないようにかるーくスプレーをしてやる。
出来上がったクリプト鉢を水槽に入れる。このとき鉢の下の水槽底砂に肥料をセットするとなお良い。
いくつかの鉢を並べる際、別の鉢の葉同士が引っ付かないようにゆとりある位置にセットする。
お!まだ先がある・・なんだか画像データーが山盛りだ。・・ う・・行ってみるか・・しかしこの警戒網では潜入は難しそうだ・・
A一気に突進する B悟られないように速やかに退散する・

クリプトコリネの種類