ダークグリーンタイプとグリーン虎斑タイプあり 以前からこのエリアでこのクリプトを確認していたのだが、この川の水位は今まではいつも高く 流れも急であったため無理して採集していなかった。今回このエリアも今までに無く水位が低く 容易に調査ができた。以前このクリプトを水位が低いときに東南亜細亜冒険家でもある 上野氏がサンプリングして私の元に送ってもらっていたのであるが そのときはおそらくブローサではなかろうかと判断していたが、なんと開花株を発見して驚いた・・ このクリプトは新種である! 水中葉は一見ブローサの地域変種に見えるが、水上葉は美しく変身している。 花のタイプも今までのものと各当するものが無く またしてもニュータイプを確認することができ忙しくなってきた。 サラワクでは1800年代から多くの研究家が頻繁に調査しているのでヨーロッパの専門筋では 新種の出る見込みは薄いとされていた。 私の調査でサワラクは2種の新種が確認され ボルネオ全土では3種の新種を現時点でマークできて光栄である。 しかし年々開発による河川の汚染で多くのクリプトが消滅している事実も見逃せない。 仮に100年前ならもっと多くの種類があったのでは無かろうかと想像する。 |
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名前 ウエノイ 採取地 Sungai Sabal Kruin 2002/07/29(Mon.) 詳細: KuchingからSarikei方面へ。G.P.S.参照 SerianとSri Amanとの中間地点。 水質 PH6.2‐TDS 13pm‐WTP 26.1℃ C.W. 土壌 ビオソイル系 1, 腐葉土系 1, 桐生砂 8 備考 上野さんのポイントにより仮名ウエニー。クチンエリアで今回初めての川。 どの川も水位が激減している。ロザエネ系葉多、バークレイととんぼと混生。 採集は31日、油断していて水位30cmぐらい上昇していた。 草長 5~10cm(10~20cm) 葉柄の長さ 3~7cm(8~15cm) 葉柄の色 ライトグリーン~うすいオリーブグリーン(白~オリーブグリーン、白茶~黒) 葉身の形 ???? 葉身の長さと幅 3~6cm長さ1~1.6cm幅(6~12cm長さ 1.5~2.5cm幅) 葉身先端の形状 鋭形 葉身基部形状 心臓~肝臓形 葉表の色彩 ライトグリーン~オリーブグリーン(黒に近いライムグリーン、+虎斑) 葉裏の色彩 ライトグリーン~濃いオリーブグリーン(赤褐色) 葉縁は形状 強い波うち 仏炎苞の花序 花確認(撮影済み)名称統一後前の情報記入(ノート長花の長さも参照) 苞の先端部 苞首の有無 苞喉の特徴 苞筒の特徴 匂い 花序の長さ 花序の色 花序の形状 花梗(花柄)の特徴 ケトルの形状の特徴 |
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