RVA レヨンベールアクア水草図鑑

ボルネオクリプトコリネ調査紀行 2001・02/01~02/11 さて・・無事に車の交換を済ませ契約書にサインして 出発だ~!! いきなり・・350k~400km走破作戦だ・・!!本来、シブまで向かいたかったが・・ カーフェリーの時間に間に合わないのでセリケイSERIKEIに宿泊する予定だ! さて・・夕方から夜にかけて大移動だ~!! 第一目標は今までヨーロッパに導入された実績があるエリアで採集する事である。 いわゆる本物のパリジネルビアだ・・・ この場合の利点は開花確認せずとも種の同定が可能な事だ! この草は何かと話題になるのだが・・いかんせん実物を見たことが無い・・ さまざまな洋書などの文献に記載されている写真の葉で 似ていたらパリッジでは無かろうか??と物議をかもしだすものである・・ が・・現代の日本のクリプトコリネレベルは進化してゆかねばならない! 真実の捜査の開始である!!と言う事でいきなり私(わたし)的の本命の調査ポイントに大移動となったのだ!

クリプトコリネ パリッジネルビアは
今まで8回ヨーロッパに輸入されている
1回目が1867年シマンガン(スリアマン)で
ベカリー氏が採集した
2回目と3回目は
ハビランド氏が1892年10月1日に
うち2番をクリプトコリネ べネマエとした・
4回目がブローケ氏1954年7月1日
5回目がアンダーソン氏1957年5月8日
6回目がアンダーソン氏1959年10月8日
7回目がドライセン氏1975年12月5日
これはカリマンタンで採集されており、
いきなりエリアがぶっ飛んでいるのである・・
8回目がおなじみ
カトネール氏1988年3月20日
と言う実績である・・
現在画像に残っている多くのタイプは
8番目のカトネール氏の出したポイントと
7番目のドライセン氏のポイントの
採集物がヨーロッパの一部の
マニアックナ文献の画像として
取り上げられているのである・・この中で現存の可能性が無いのが
1番目のエリアと2.3番目のエリアである
1番目の緯度経度ポイントを見ても
スリアマン町になりおそらく消滅!
2.3の緯度経度ポイントも
シブと言う大きな町になっており、
おそらく消滅!!
しかもデーターが古すぎる!!
100年以上も前の話だ!!
さらに・・4.5.6のエリアは陸路が無く
船で航海しなくてはならないエリアだ・・
当時なら船で何らかの中継休憩?
ポイントだったのではなかろうか?
現在では1ヶ月以上の採集調査をしなくては
4.5.6エリアは不可能だ・・(私の夢だが・)と言う事は8番のカトネールの情報を頼りに
データをもらい調査に向かった!!
(別エリアで真のオリジナルの物を狙う夢の
はじめの一歩だ・・・)
いわゆるパリッジネルビアも
他の多くのクリプトのように
難儀なクリプトコリネである・・・さてさて・・どうなることやら・・・
さて・・無事に夜12時にセリケイに到着・・
ホテルを探し本日の宿だ!7時間悪路をぶっ飛ばして
ようやくたどり着いた・・・さてさて・・明日から夢のパリッジ狙いだ!おぉ~!!!← (私)
疲れを知らない
改造人間クリプターに変身中の私!!
ヘロヘロ~・・???(寺岡君)
セリケイの町の様子・・・さて朝5時起きだ~!!おはよ~!!とりあえず朝飯を食べて・・パリッジネルビアの調査だ~!!
よし・・・ここで朝食だ~!!
本日の行動計画を練りながら・・
朝食を待つ事にする・・私の大好物のロイヤルミルクティーだ~!!現地ではテと言う・・・・これは最高に上手い飲み物だ!!
下に溜まっているのが練乳で・・
なんとも上品な味わいだ!!
これをコップをもたずススルノガ
たまらん~・・・
ワンタンメンみたいな食べ物・・詳しい現地用語は不明・・いつも食事は適当な注文で適当にガツガツ食べるだけだ!!基本的に現地は何を食べても美味しい!
町の中心街??
市場になっている・・
続く・・・

クリプトコリネの種類