ボララス ウロフタルモイデスは、タイ南部から中部、ベトナムやカンボジアにかけて分布が記録されている超小型のコイ科魚類である。記載地はタイ南部パッターニー県サイ・ブリ川近くの湿地帯とされ、沼地や洪水原、水田といった沈水植生の茂る浅い水域を生息場所とし、雨季には一時的に冠水した場所へも移動するとされる。標準体長は16mm前後、飼育下でも2cmほどにしかならず、尾柄の丸い黒斑と、比較的長く途切れない側線上の縞が特徴で、状態が良いと濃いオレンジの縞が現れるとされる。学名のurophthalmoidesはこの尾柄の黒斑にちなむと伝わる。丈夫で飼育しやすい一方、口が小さいため顆粒状の細かい餌を選び、混泳相手は同程度の大きさで温和な種にとどめ、群れで泳がせるのが望ましいとされる。

