アピストグラマ ゲフィラは、ブラジルのリオ・ネグロ水系やリオ・ブランコ水系、アマゾン本流域に分布するドワーフシクリッドである。ごく軟らかい酸性の水域に生息し、クリアウォーターからブラックウォーターまで、pH4.5を下回るような水域でも採集される。種小名のゲフィラはギリシャ語で「橋」を意味し、アガシジィ種群の中で二つの近縁種をつなぐ中間的な存在と考えられて名付けられたと伝わる。外見や行動は同種群の仲間とよく似るが、丸みを帯びた尾鰭と背鰭の赤い縁取りで見分けられるとされる。飼育はpH5.5〜6.0、水温23〜30℃が適域で、産卵は洞窟状の物陰の天井に行われ、卵はメスが世話をする。本個体はまだ発色の途上にあり、これから仕上げていく楽しみのある魚である。





