アピストグラマ ビタエニアータ Apistogramma bitaeniata は、ペルー・コロンビア・ブラジルにまたがるアマゾン川流域に分布する小型のシクリッドである。落ち葉が厚く堆積した流れの緩やかな支流やバックウォーター、小川を主な生息場所とし、ペルーのナナイ川・マサン川・ティグレ川、コロンビアのレティシア付近、ブラジルのテフェ湖など、産地ごとに姿の異なる個体群が知られている。本種は成長するとオスで最大 7.5cm、メスで最大 5.5cm 程度になり、飼育には 60×30cm 以上の水槽が向く。pH4.5〜7.0 の弱酸性から中性、水温 22〜29℃ を好み、十分な隠れ家さえ用意できれば飼育自体は難しい部類ではない。本個体はまだ 3.5cm ほどだが、スレンダーな体型と背びれの伸長に将来性がうかがえ、尾鰭の色乗りやボディのブルーメタリックはこれからの成長に期待できる。
