RVA レヨンベールアクア水草図鑑

”ささき印”クリプトコリネ”第二弾”
2002年7月ささき採取クリプト情報!

早くもぞくぞくリリース開始となっています。
独特の良さをもつワイルドクリプトです。
ささきボスよりメールにて頂いた資料を元に
このページでご紹介していきます。
この機会に、是非”ササキ印”のクリプトコリネを御堪能されて見ませんか?
御予約をメールにて受け付けております
*******************採取クリプト第2弾到着予定種***********************
☆Pos Iskandar産
クリプトコリネ プルプレア
Tasik Bera べラ湖付近の町で採集された。ベラ湖ではボートを借りて
湖内の調査を行うが湖内ではクリプトコリネは見つけることが出来なかった。
地形的に見て付近のイスカンダルが怪しいと思い重要調査ポイントに指定した。
宇宙戦艦ヤマトで生命維持装置を受け取るために向かったイスカンダルと
同じ名前でクリプトの調査に気合が入る(笑)。
1990年にNヤコブセンも確認しており今回同じ採集ポイント
と思われる。
Tasik Bera は国立公園になっておりその周りは大プランテーションエリアになって
いる。
その境界線付近であり大群落があったのでしばらくは残されていくだろう。
村人はクリプトコリネのことをウォータートランペットと呼んで親しんでいた。
またこのエリアは保護区になっており採集は許可されていないが
このエリアの管理者である村人のガイドのボスから好意で分けていただいた。
なおこの地は増水しておりしかもブラックウォーターでまったく川底が見えない状況

水深3メートルある状態であった。しかしガイドのボスが素もぐりで少数サンプリン
グしてくれた。(感謝)
よって群落の様子は撮影していない。
PH5.1 TDS16ppm WTP25℃ 超ブラックウォーターの水深が3メートル 川幅1
2~13m
Cryptocoryne purpurea from Pos Iskandar
クリプトコリネ プルプレア イスカンダル産

(先着の方から+今回採集分のクリプトを1株サービスします。)
☆Cini産
クリプトコリネ コルダータ
Tasik Cini付近で採集した。
2年前に私が見た川と同じなのだが上流部で農業廃水が流されしかも
掘られていたため、水質が極端に悪化している。
川の底面の砂の色彩がオイルでも撒かれた後のように黒ずんでおり
将来このエリアも破壊されるのはそう長くないと感じた。
群落数は多く流石コルダータだけあり群落数の減少は現段階では
確認できなかったが花の開花が1本も見つからなかった。
この産地のコルダータの葉の形状色彩模様はプルプレアに非常に近く
葉だけではプルプレアと間違うほどであるのが特徴と言える。
トラ斑系
丸ツル系
ホソバミズゼニゴケ 少数だけサンプリング
Cryptocoryne corudata from Cini
クリプトコリネ コルダータ チニ産
トラ斑系2株セット
丸ツル系2株セット

ホソバミズゼニゴケ チニ産
3センチ角程度
PH4.8 TDS6ppm WTP26.7℃ 川幅5m 水深20cm
土壌ビオソイル系+桐生砂+腐葉土 かなりブラックウォーター
☆Sg Batang Pinang産
クリプトコリネ ヌーリー
唯一このエリアの中でプランテーションによる開発の手がゆるいポイントであり
自然が残されている素晴らしい場所であった。
15キロ程度だけ自然が残されていた。
もちろんそれ以外のエリアはすべて丸裸にされ油ヤシの大プランテーションが
迫っている・・今のペースで行けばおそらく2年後はなくなる勢いだろう・・
ここで発見したヌーリーは赤のスポットが美しくとても綺麗な印象を受けた。
現地で私自身もヌーリーは初めて確認したのだが
山間部から緩やかにジャングルを蛇行して流れる木陰の雰囲気の場所である。
桐生砂と腐葉土という感じの土壌環境である。
PH5.6 TDS 6ppm WTP25.4℃ 薄い透明度のあるブラックウォーター
水上株と水面葉を水中株が見られたが水上株はかなり萎縮していた。
基本的に水面に葉をたらしながら育成するのがもっとも適切だろう。
これは多くのクリプトに当てはまることであり、水中か水上かという選択だけではな

水位を土壌から5cm~10㎝程度に保ち水面葉を楽しむ選択肢を計画しても面白いのでは
なかろうか?
Cryptocoryne nurii from Sg Batang Pinang
クリプトコリネ ヌーリー スンガイ バタンピナン産

3株で
美しいヌーリーの花を国内でもあまり見かけたことはないので
この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか♪
ウォーターローン スンガイバタンピナン産 少数だけサンプリング
ヌーリーと一緒に生えているウォーターローンであるが
よく観察すると多くが古い流木に活着しており地面に生えているものより調子は良
い。
レイアウトの参考になった。またクリプトとウォーターローンも密接な関係も面白
い。

クリプトコリネの種類