RVA レヨンベールアクア水草図鑑

Cryptocoryne affinis Hooker f from Sg Kalong Kelantan MALAY PENISULA sasaki M-KESK クリプトコリネ アフィニス スンガイカロン産 sasaki M-KESK

タマネガラ国立公園付近の山間部を流れるクリアーウォーターの細流で
さまざまな赤・緑・長葉・丸葉バリエーションのアフィニスの群落が確認された。
完全水上葉の丸ボコ系のアフィニスは一般流通しているファーム生産型とは
同一のものと考えにくいほど色彩や形状に違いが見られ興味深い。
この細流では素晴らしいアフィニスの大群落が残されていたが、水中で生息しているものは
コケに覆われている状態のものも1/3ほどあり水質が悪化傾向に進んでいることが伺える。
唯一ポイントが国立公園付近の為、プランテーション化されることは考えにくく
しばらくはこの群落は残るものと思われる。
採取地 Sungai Kalong 2002/06/24(Mon.)
水質 PH 7.9 TDS 135ppm WTP 26.3℃ (川幅5~6m 水深 30‐40cm)
土壌 山間部細流型、桐生砂系
備考 ヘドロ系藻が多くなりつつあり、数年後が心配。とんぼ多種。
葉 3~7枚程度
草長 10-20cm
葉柄の長さ 3.5-7cm
葉柄の色 茶色
葉身の形 長楕円形から長卵形
葉身の長さ 3.5-15cm
葉身の幅 1.2-3cm
葉身先端の形状 鋭形
葉身基部形状 円形又は時に耳形心臓形
葉表の色彩 深緑から緑色又は茶緑色から茶色
葉裏の色彩 明るい赤紫
葉縁の形状 波状から緩い波状
DSCN7852.JPG
CAMERA : E990V1.0
METERING : CENTER
MODE : M
SHUTTER : 1/30sec
APERTURE : F7.0
EXP +/- : 0.0
FOCAL LENGTH : f23.4mm(X1.0)
IMG ADJUST : STANDARD
SENSITIVITY : AUTO
WHITEBAL : SUNNY
SHARPNESS : OFF
DATE : 2002.06.24 15:38
QUALITY : FULL FINE
 
開花前の蕾
仏縁苞先端部の螺旋状のドリルの撒き方は個体差があるようである。
仏炎苞の特徴
根生する葉の中心部根茎から仏縁苞先端部は強く1-8巻きの螺旋状にねじれた仏炎苞を上げる。
苞の長さ 15cm(11-12-15)だいたい葉よりも長い。
苞の先端部 (4)-5,5-(10)cmの長さ。色彩は赤紫色のドリル状になっており螺旋最下部が開花し虫などを誘い込む。
苞首の有無と色 無し
苞喉の特徴 白から紫色
苞筒の特徴 白から紫のグラデーション。平行脈はほぼ真直ぐか軽く螺旋状
花柄は1-4,5cmの長さ
匂い バラの香りに海草の生臭さを足した感じ
苞の先端部が1巻きのタイプのアフィニス
白色のケトルを持つ 60程の雄花がある。
花序の長さ
花序の色
花序の形状
ケトルの長さ 1.5cm(1.1-1.3-1.5)
花柄の長さ 1.5cm(1-1,1-1,5cm)
美しくねじれた苞の先端部を持つアフィニスの蕾開花まで5日と思われる。 このように通常は葉長より仏縁苞が長いのが特徴である。
詳細なデーターをチェックする
レヨンベールのスタッフ森崎君

クリプトコリネの種類