チランジア アブディダ Tillandsia abdita 'Red Form' は、メキシコからグアテマラにかけて分布する着生性のティランジアである。原種は Lyman B. Smith によってブラキカウロスの品種として記載されたもので、種小名の abdita は「隠れた・目立たない」を意味すると伝わる。
メキシコ・ベラクルス州の低地落葉樹林や雲霧林を自生地とし、成熟すると幅15〜20cmほどのロゼットにまとまる中型種である。細い花瓶状の基部から厚みのある葉を広げ、開花期には株全体が鮮やかな赤色に染まる劇的な色変化を見せるとされる。
栽培は比較的容易で、通風の良い場所でのマウントやバスケット仕立てに向く。水やりは週2回程度の霧吹きに加え、定期的な水浴びを組み合わせるとよい。