タパジョス エスピーニョは、ブラジル・タパジョス川流域に分布するとされる吸盤口の装甲ナマズ (Loricariidae 科) の仲間である。本種に充てられている Spectracanthicus murinus は体長 6.4 センチほど (SL) の小型種で、アンキストリニ族の中では反転可能な頬板や変形した鰓蓋といった同族に典型的な特徴の多くを失っている点で独特とされる。属名 Oligancistrus は Spectracanthicus のジュニアシノニムとして扱われ、murinus は同属のタイプ種にあたる。なお国内流通名と学名の対応には異説もあり、流通個体が本来の Spectracanthicus murinus とは別のものだとする指摘も伝わるため、名称は参考として捉えたい。



