Parosphromenus harveyi はマレー半島に分布するリコリスグラミーの一種で、北セランゴールの泥炭湿地林と、そこから流れ出す茶褐色で光の届きにくい酸性の細流を主な生息地とし、隣接するペラ州タンジョンマリム周辺にも産地が知られる。全長は 3〜3.5cm ほどの小型種で、強い酸性の軟水と 22〜28℃ 前後の水温が適するとされ、暗めの落ち着いた環境に向く。雄は求愛の際に頭を下げた斜めの姿勢をとって各鰭をいっぱいに広げることが知られ、本文にある弧を描くようなフレアリングもこの仲間ならではの見どころであり、種小名はウィリー・ハーベイ氏に因むと伝わる。





