ZEOvit-System ゼオライト（ZEOvit）と専用リアクター

ゼオライトは、世界中に存在する自然の鉱物です。
ゼオライトは様々な成分比率のものがあり、イオン交換、イオン保持、吸収効率など目的に適した人工のゼオライトや天然のゼオライトを用います。
ZEOvitは毒物を下げるための能力を基本に選ばれた3種類のゼオライトを採用しています。
水槽の栄養塩濃度により交換時期は異なりますが、約6-12 週間で交換を推奨しています。
リン酸や硝酸が高濃度な場合は、交換頻度を高めるとよいでしょう。

ゼオライト（ZEOvit）

フィルター内を流れる水流は重要で、ZEOvit 1リットルにつき200-400L/h の水流に調節してください。
サンゴが既に入っている水槽では、最初の 1-2週間はより低い水流に調整してください。
ZEOvitは水量400Lに対して1L使用します。正確な必要量を計算するために、水槽の総水量から20％ほど引いた水量で計算し必要なZEOvit の使用量を求めてください。サンゴ内の褐虫藻が多い（高栄養塩で黒茶色なサンゴ）場合は、初めの期間は60％の量にしてください。
ZEOvitの交換は90％だけ行い、10％はそのまま使用してください。

ZEOvit-System ゼオライト（ZEOvit）1000ml

ゼオビットリアクター

リアクター内の循環水流は200-400L/hに対して1リットルのZEOvitにします。最高の性能を引き出すため1日1~2回手動で1分以内のポンピング（約10~15 回動かします）をしムラム（デトリタス）やろ過材上に形成されたものを除去します。ゼオビットリアクターはポンピング（上下のスライド）を行なえる専用設計です。ZEOvit の表面に付着しているムラム（デトリタス）にはバクテリアが含まれサンゴの餌として利用されます。そのため、ZEOvit リアクターはプロテインスキマーのあとのサンプ水槽に設置してください。生体に必要な栄養分をZEOvit フィルターから放出しサンゴ成長そしてポリプの伸張に大きく影響します。こうすることでLPSは大きくポリプを広げます。
水槽が高栄養塩の場合やゼオビットシステムを開始したばかりならばZEOvit リアクターとタイマーを接続をお勧めします。ポンプは交互に好気と嫌気環境を3 時間毎にON、OFF させてください。このタイマー動作によりZEOvit リアクターは微生物/バクテリアによるリン酸の吸収が高まります。これは安定している水槽や低栄養塩の水槽には必要ありません。ポンプがオフのときにZEOvit は空気に触れないように設置してください。空気に触れることで微生物/バクテリアは死んでしまいます。

対応水量800L以下
内部式